「もっと早く始めればよかった・・!」
だれしもそう思う瞬間が、人生で何度かあると思います。
たとえば、
自己成長のために「学習する」とか、
インプットのために「読書にチャレンジする」とか、
カラダを引き締めるために「筋トレする」とか。
「ホントは行動を始めたい」と思ってるのに、始める前はめんどくさかったり、失敗したくなかったりしますよね。
「あれこれ理由をつけてやらない」のが「人間の性」だと思います。
そんなことを象徴する、ぼくの会社員時代のエピソードをお話させてください。
会社員時代の葛藤
ぼくにはずっと、「自分で稼げるようになりたい!」という目標がありました。
会社からお給料をもらうのではなく、「自分の事業をつくって、自立してお金を稼ぎたい!」、という目標です。
それは大学生のときから思っていたし、会社に就職して会社員をやってたときも、社長や上司には内緒で、密かに思い続けていました。
しかし、会社からの期待が強く、役員たちからこんなことを言われていたので、実行に移しづらかったんです。。
「リュートは創業期からいる大事なメンバーだから、がんばってたら幹部にしてあげるよ」
「リュートは新卒の1期目だから、後輩たちの面倒見をよろしく頼むよ」
多くのは、こんな風に人から期待されると、その期待に応えたくなって、その人たちのためにがんばっちゃうと思います。
もちろんぼくもそうでした。
会社に入社して6年たっていましたが、「自分で稼げるようになりたい!」という目標を、なかなか行動に移せなかった。
ずっと行動に移せない状態が続いた結果
「ホントは自分で稼げるようになりたい」のに、「自分のホントの気持ちに見て見ぬフリ」をするようになってしまったのです。
ぼくに限らず、そういうことって多いんじゃないでしょうか。
「ホントは彼女を作って、思いっきり恋愛がしたい!!」
あなたはそんな人間らしいピュアな気持ちを、さまざまな理由で見て見ぬフリをしてしまっていませんか?
「やればできる」は、やった人だけが言っていい言葉
過去に、50代で童貞の方が「恋愛したいけど、どうすればいい?」という質問を受けて、さすがにもう対処できなので回答ができなかった、という話をしました。
30代、40代までなら救済の余地はあります。
なぜなら、まだその年代なら「女性から求められる可能性」はまだまだあるからです。
しかし、50代となると、女性から求められる可能性がかなり低いことに加えて、「男のレベル」が求められます。
しかし、女性経験がないと、かなりキビシイ。
こんな悲惨な事態になってしまうまで行動しない人の頭の中には、共通してこんな言葉があります。
「いつからでも、やればできる」
きっと本人にとっては、「仮にいまはダメでも、未来にがんばればやればできるから、いまはやらなくていい」と捉えているはず。
ぼくもそう思っていた時期がありました。
しかし、これはとんでもない勘違いだったことに気づきました。
アーティストでもあり、カリスマ経営者でもあるGACKTの本で、こんなことが書かれていました。
「『やればできる』は、やりきった人だけが言っていい言葉」
文字通り、目からウロコが落ちたような気分でした。
「おれは『やればできる』って言葉に甘えて、ぜんぜんやらなかったじゃん・・。そりゃあ、なにもできないわけだ。」
その言葉を自分に取り入れてから、「やればできる」という甘えは捨てました。
「やること」よりも、「やらないこと」のほうがツライ
「ヤバい、、明日までに提出しないといけない仕事、まだぜんぜんできてない・・やりたくねえ・・」
そう思うことって、あると思います。
けど、こういう時ってさっさとやっちゃった方が気持ち的にはラクなんですよね。
「本当は早く彼女を作れるようになりたいけど、なかなか一歩を踏み出せない・・」
そう思っている方にぼくからお伝えしたいことは、
「本当はやりたいのに、やらない時期のほうがツラいんです。」
だからぼくは、自分なりに独立して稼ぐための方法を徹底的に考えました。
あーでもない。こーでもない。
あ、でもこのやり方なら、ワンチャンいけるかも。。
そのときのぼくの中では、もう「やらない理由を探す」ことはやめて、「どうすれば実現できるか」だけを考えることに専念しました。
そして、最終的に社長に直接やりたいことを話し、独立の道を歩むことになりました。
「『がんばってるとき』よりも、『がんばってないとき』のほうがツライ」
やらない気持ちを見て見ぬフリをしていたころはツラかったけど、実際にやっているときのほうが気持ちはラクでした。
だからこそ、
「本当は彼女を作りたいけど、仕事がいそがしいし、出会いはないし、オレにはムリだな・・」
そう思う人こそ、やらない理由を探すのをやめて、すぐにでもやったほうが幸せまで最短距離でいけるはず。
やらないと、どうせ後悔します。
実体験から断言できますが、自分の気持ちに正直になって行動したほうが、人生は絶対にうまくいく。
少なくとも、やってないときよりも、気持ちは絶対的にラク。
新しいことにチャレンジする時、最初は慣れないからキツイ。
恋愛も、勉強も、筋トレも、ビジネスとかもそう。
正直いって、もう始めた瞬間から投げ出したいときもあります。
でも、継続してると不思議と慣れてきて、これまでとまったく別の世界がみえてくる。
そこでいつも思うことがあります。
「もっと早く始めればよかったな…!!」
ずっとチャレンジに躊躇してたけど、チャレンジに踏み切った人のほとんどがそう思うはず。
余計なお世話かもしれないけど、ここではあえて直接的にいいます。
もしあなたが彼女を作りたいなら、後回しにせず、早く始めたほうがいいです。 いまが一番若いんですから。
「やった後悔」よりも「やらない後悔」のが圧倒的にツラいので、ぼくはチャレンジを続けます。
あなたもぜひ、一緒にがんばりましょう。
それではまた。